フォロワー1.1万人超え・採用も実現。移住分野Instagramが「最強の営業ツール」に

地域創生に力を注いでいる、デジタルプロモーション(以下、DP)。今回は「地域✕若手人材」をつないだ、株式会社andONE様のInstagram運用の事例をご紹介


この記事は約7分で読み終わります。

地域創生に力を注いでいる、デジタルプロモーション(以下、DP)。今回は「地域✕若手人材」をつないだ、株式会社andONE様のInstagram運用の事例をご紹介します。課題抽出からコンテンツ企画・制作、インサイトの効果検証に至るまでを一気通貫で手掛けています。

導入前の課題 移住や地域で働くことを検討している層をターゲットにした、専門性の高いInstagram運用への挑戦に際し、ノウハウを求めていた
導入の決め手 豊富な実績とノウハウに加え、「地域創生」を軸にした志にも共鳴。
導入後の成果 ニッチな領域ながら、フォロワー1.1万人以上を獲得。採用などの成果を残し、アカウント自体が営業ツールに。

「SNS運用、初の試み」の中、ターゲット層に的確に刺さる戦略と的確なPDCAで効果を最大化へ

──Instagram運用を始めようと考えた背景や、当初の課題などを教えてください。

当社では、「人」をテーマに‟ハタラくをドライブさせる。”というミッションを掲げ、エンゲージメント向上を目的とした場の企画や、地方自治体・地域企業に向けた地域の交流や共創の促進、といった活性化活動の支援などを行っています。Instagram運用は、Z世代を中心とした若者へのリーチに適したSNSとして採用しました。現在は、地域の移住促進や地域就業を伝えるWEBマガジン「KOKOSUMU」(@kokosumu.media)として情報発信を行っています。

課題としては、移住や地域で働くことを検討している層をターゲットにした「専門性の高いInstagram運用」が初めてであることに加え、ニッチな領域でいかにターゲット層に届けるかという点がありました。また、単に発信して終わるのではなく、「地域移住や地域で働くことを考えている方向けのプラットフォームに育てる」「アカウント自体の地位を確立させる」といった構想があったのですが、そのために必要な戦略設定に悩みを持っていました。

──数ある支援会社の中で、DPに依頼された理由や決め手を教えてください。

もともとご縁があったことから、課題や悩みについてのご相談からお付き合いがスタートしました。決め手となったのは、地方自治体のプロジェクトの実績を有している点や、「地域創生を軸に地域を元気にする」というDPさんのコンセプトや志が同じベクトルを向いている点です。また、担当者の深井さんが地方都市の移住・観光に関する仕事のご出身だということもあり、豊富な知見を有するとともに行政の事情にも詳しいところも、後押しの一つになりました。

──DPの支援開始後、Instagram運用では、どのようなコンテンツ企画や改善施策を実施されましたか?

「KOKOSUMU」の新規立ち上げ段階から、支援していただきました。コンテンツは「移住」がメインになるものの、それだけでは来訪者が少ないため、まずは観光スポットやご当地グルメ、ランタン祭りといった大規模イベントなど「地域の魅力」を発信することで、裾野が広がったことを記憶しています。そこから、移住者のインタビュー記事や地元イベント・お祭りの情報、さらには地域で活躍するインフルエンサーとのコラボ企画などが掲載されるようになりました。初期は、当社の拠点が長崎の大村湾に近いことから、「九州中心の情報」から始まり、徐々に全国に規模が拡大。

Instagramはビジュアルが重要なので、コンテンツの中身はもちろんのこと、写真や動画の画質や美しさにもこだわりがありました。そこから「地域おこし協力隊の募集記事」「各地域の移住制度紹介」「道の駅特集」などが追加。自治体や移住関連機関とのコラボ投稿も実施しています。1〜2か月毎に新企画が出され続け、2日に1回のペースで投稿が更新されるなど、フォロワーを飽きさせない魅力的な工夫が施されています。改善施策については、コンテンツや地域フォトグラファーとのコラボ施策などによる自然流入に加えて、広告によるブーストも実施していただきました。その計測データをもとにPDCAを回し、的確に運用していただいています。

Instagramの浸透により、アカウントそのものが「強力な新規案件獲得ツール」に成長

──地域おこし協力隊の募集投稿から、実際の採用につながった事例について詳しく教えてください。

自治体からの依頼で記事を投稿し、「DMの問い合わせ→採用に至るまでが、Instagram内で完結した」という事例がいくつも出てきています。具体的なところでは、限られた人材を求める専門性の高い求人というピンポイントの案件があったのですが、DPさんに広告でしっかりとセグメントして訴求していただいたところ、「地方で自分の得意分野を仕事にしたい」というコアターゲットに刺さり、マッチングにつながりました。地域おこし協力隊に興味を持つ方に共通するのは「移住✕得意なことで活躍したい」という傾向です。移住先については、「あらかじめ場所が決まっている」というケースは少なく、「やりたい仕事で、地域に貢献したい」という軸で探される方が主流です。

──御社が地域おこし協力隊の採用に関わることで、「ミスマッチの防止につながっている」という強みについて、お聞かせください。

当社がInstagramのDMを通じて、ユーザー様のメッセージを受け取った後は、ウェビナーや個別面談を通じて業務内容を説明。その後、当社でヒアリングや意思確認などを行ったうえで、自治体とつなぐフローをとることで「意欲の高い方とのマッチング」に努めています。また、採用後は伴走型で支援を行い、中長期目標などを地域おこし協力隊と一緒に追いかける体制を整えています。20代前半の若手の協力隊に対して、30代半ばの当社の担当者が「地域のお兄ちゃん的ポジション」で、愛を持ってざっくばらんにフォローする場合もあれば、会社経験が長い方に関しては、基本的に見守りつつ、悩みや自治体に相談できないことがあれば相談を受ける、という体制です。自治体からも「個人に応じたフォローアップ対応をしてくれて助かる」との評価を受け、継続のご依頼をいただいています。

──Instagram経由でのDMの問い合わせやフォロワー増加によって、事業面でどのような変化や成果がありましたか。

「実績があるアカウント」へと成長したことで、新たな自治体へのアプローチに大きな効果をもたらしています。自治体のプロジェクトは、多くの場合「公募型プロポーザル」というコンペ形式で決まります。コンペでは「KOKOSUMU」が競合との差別化ポイントとして力を発揮し、評価は上々です。具体的な数字はまだまだこれからですが、昨年後半から案件数が増加傾向にあり、売上も伸びています。また、これまでの実績が認められ、新たな相談も寄せられるようになっています。

「精度の高い調査と分析」「企画とクリエイティブ」に加えて、きめ細やかな対応力に満足

──DPの対応力や伴走力について、ご満足いただいているポイントを教えてください。

まずは対応の速さですね。依頼から企画の立案、実施までのスピード感は非常に心強いです。また、こちらの要望に対してかなり柔軟に対応してくださっています。タイトなスケジュールでの依頼や、記事の画像素材をイチから集めるといった難しいオーダーに対しても、きめ細やかに対応してくれます。今回のプロジェクトでは「フォロワー1万人」という目標を掲げていましたが、予算が限られている状況でした。そんな中で「地域のフォトグラファーとコラボする」など現地の関係者との連携や独自のコンテンツ企画を進めながら、各地との結びつきを深めつつ、コツコツとアカウントを成長に導いてくれています。

その土台となっているのが、「精度の高い調査と、分析力に基づく企画力」「1記事ごとのインサイトを丁寧に分析し、試行錯誤で改善を続ける」という点ではないでしょうか。実際、多くの企画がヒットにつながっています。「移住制度」などターゲットのニーズにマッチさせた広告も、フォロワーの獲得に貢献しています。

──最後に、地域活性化や移住促進領域でSNS活用を検討している企業・自治体に向けて、DPをおすすめできるポイントを教えてください。

「要望や相談に対して、柔軟かつ的確に応えてくださる」のが、DPさんの特徴であり、おすすめポイントだと思います。また、「フォロワー数をKPIに据える」という数値に対しての貪欲な姿勢にも、信頼をおいています。さらに単純にフォロワーを増やすだけではなく、ターゲットを踏まえて「移住に興味がある方」に刺さる運用をしてくださっているのも、ありがたいところです。対応力の高いパートナーを探している企業様は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

Latest Posts