AI Overviewsの引用元に出たのに、その検索語のクリックは0だった|自社メディアの実測と、地方企業の検索対策の測り方

机の上で、虫めがねが折れ線グラフの1本の線の先を拡大している。横には階段状に積んだ木のブロック
                                                   

AI Overviewsの引用元に自社記事が出ていた検索語で、28日間のクリックは0でした。この記録をGoogleの公式説明とAhrefsの統計に突き合わせ、小さなメディアが順位に加えて何を確認するかを整理します。


この記事は約19分で読み終わります。

AIの要約(AI Overviews)が出る検索では、順位だけで評価せず、表示回数・クリック数・問い合わせ件数を併せて確認する必要があります。DP JOURNALの記事「イベント集客のKPI設計」は、2026年9月23日の検索で、検索語「イベント 集客 成功事例 kpi」のAI Overviewsの引用元に出ていました。一方、9月5日〜10月2日の集計では、この検索語のSearch Console上の平均順位は2.0位、クリックは0件でした(ページ全体では2クリック)。この記事では、その実数をGoogleの公式説明とAhrefsの統計に突き合わせ、小さなオウンドメディアが順位に加えて何を確認するかを整理します。

記事を書き続けているのに、問い合わせが増えない。そう感じている地域企業・自治体の担当者や社長に向けた記事です。順位を上げる方法ではなく、順位が成果につながっているのかを確かめる方法を書きます。

本稿で紹介するのは、自社記事1本の検索データと、1回の引用確認です。この記録だけでは、AI Overviewsがクリックに与えた影響は判断できません。また、第6章で挙げる3つの数え方は、本稿の時点で未実施で、2026年10月中の開始を予定しています。

1. 結論:AIの要約が出る検索では、順位・クリック・成果を分けて確認する

AIの要約が出る検索では、記事が引用されても、クリックが来るとは限りません。順位は「見える場所にいたか」、クリックは「そこから来てもらえたか」を表す、別の数字です。

整理すると、次の3点です。

  • AIの要約の中で引用されることと、サイトが開かれることは、別の出来事として数える
  • AI Overviews内のリンクには枠全体と同じ順位が付くとGoogleが公表しているため、平均順位を従来の「順位=流入の入口」とは読めない場合がある
  • 順位とクリックに加えて、引用されたか(露出)・会社名で探されたか(補助指標)・問い合わせ件数と聞き取り(成果)まで、分けて確認する

この記事の後半(第6章)で、小さなメディアでも続けられる確認方法を書きます。

2. 自社の記録:AIの要約の引用元に出ていた検索語で、クリックは0だった

題材は、DP JOURNALのイベント集客のKPI設計|「当日売上=効果」をやめて、他の要因を切り分ける手順(2026年6月公開)です。Search Console(digitalpromotion.co.jp プロパティ)の数字を、2026年10月4日に取り直して載せます。

計測条件:期間は2026年9月5日〜10月2日の28日間、検索タイプはWeb、このページURLで絞り込み。10月3日は集計途中のため含めていません。

検索語 表示回数 平均順位 クリック
イベント 集客 成功事例 kpi 45 2.0位 0
販促 kpi 設計 44 4.0位 0
イベント kpi 79 16.1位 0
イベント 効果 測定 2 36.0位 0

先に、数字の読み方で正直に書いておくことが2つあります。

①ページ全体では2クリックありました。 この期間のページ合計は、表示311回・クリック2回(9月10日と9月16日)です。一方、上の表に載せた4語の合計は、表示170回・クリック0回です。ページ合計と表の合計には、表示141回・クリック2回の差があります。この表からは、2クリックがどの検索語から来たかを特定できません。

差が生じた理由も、この表だけでは言い切れません。Googleのヘルプには、プライバシー保護のために一部の検索語が省かれる(匿名化クエリ)こと、また内部の制約で保存・表示される行が重要なものに限られることが書かれています。差がどちらによるものか、掲載した4語が取得できた全行かどうかは、検索語データの全行を確認する必要があります。つまり、「この記事にクリックが1つも来なかった」ではなく、「表に載せた4語では0だった」が正確な書き方です。

②「平均2.0位」は、引用元の掲載順とは限りません。 Googleの公式ヘルプには、AI Overviewsについて次の説明があります。

An AI Overview occupies a single position in search results, and all links in the AI Overview are assigned that same position.

AI Overviewsは検索結果の中で1つの位置を占め、その中のリンクはすべて同じ位置として記録される、という意味です。ここまでは、Googleが公表している仕様です。ただし、今回の平均2.0位に、AI Overviews内での表示がどれだけ含まれるかは分かりません。Search Console上で、どちらの表示かを切り分けることはできません。そのため、2.0位を「引用元の中での掲載順」や「通常の検索結果で2番目」とは読めません。

そのうえで、検索画面で確かめた事実は次のとおりです。2026年9月23日、「イベント 集客 成功事例 kpi」を、私(後藤)がシークレットモードで検索したところ、AI Overviewsが表示され、冒頭の一文の引用元がこの記事でした。右側の出典欄でも、この記事が1番目に並んでいました。同じ日に確認した「販促 kpi 設計」では、AI Overviewsの出典は別の記事(DP JOURNALの店舗販促のKPI設計の記事)でした。

ここから言えることは限られています。確認したのは1回で、地点と時刻による違いは調べていません。また、引用されたからクリックが来なかったと、原因まで断定できる材料はありません。言えるのは、9月23日の検索で引用を1回確認したこと、一方で9月5日〜10月2日の集計ではこの検索語から対象ページへのクリックが0件だったことまでです。期間中の引用頻度は分かりません。45表示のうち、AI Overviews内での表示が何回あったかも分かりません。

3. タイトルの書き換え前後も、クリックは0だった

この記事は、8月30日にタイトルを書き換えています。以前は「店舗イベント集客の企画と効果測定|販促の交絡を切るKPI設計」で、統計用語の「交絡」が検索結果で読み飛ばされていると見て、いまのタイトルに変えました。

書き換えの前後で、同じ検索語を比べた記録が次の表です。変更前後の2期間は9月23日に取得(データは9月22日まで)、直近28日分は10月4日に取得しました。期間は前後で長さが違うため、期間そのものを併記します。

期間 検索語「イベント 集客 成功事例 kpi」 クリック
書き換え前(8/2〜8/30) 61表示・2.1位 0
書き換え後(8/31〜9/22) 39表示・1.9位 0
直近28日(9/5〜10/2) 45表示・2.0位 0

3つの期間は一部重なっているため、足し合わせることはできません。クリックは3期間とも0件で、順位はほぼ動いていません。ただし、変更前も0件なので、書き換えでクリックが減ったことを示す記録ではありません。表示回数も少なく、新しいタイトルが検索結果に反映された時期も、検索結果に実際に出ているタイトルも確認できていません。Googleの説明では、検索結果のタイトルは自動で生成され、ページの更新を反映するには再クロールと再処理に数日から数週間かかることがあります。そのため、タイトル変更の効果は、この記録からは判断できません。

私たちは、「タイトルを直せばクリックが来る」という見立てが、この記録では裏づけられなかったと見ています。AIの要約が出る検索でタイトルがどう働くかも、この記録では分かりません。9月23日の取得では、書き換えた2本の記事を比べました。本稿に載せたのはこの記事の1本分で、もう1本(別の概論記事)もクリックは変更前後とも0件でした。いずれも少数の観察で、一般化はできません。

4. 全体では何が起きているか

自社1本の記録だけでは、全体の傾向は分かりません。そこで、別に公開されている調査を確認しました。

SEOツールのAhrefsは、2026年7月21日の記事で、日本の情報収集型の検索語について、AI Overviewsが出たときの検索1位のクリック率(CTR)の低下を次のように報告しています。

時点 日本 米国
2025年12月 −38% −58%
2026年6月 −62.7% −68.8%

数字の意味は、読み方に注意が要ります。この低下率は、実測のクリック率が前の月より下がった割合ではなく、「AI概要がなければ得られたはずのクリック率(予測値)」に対する、実測の下落幅です。日本の2026年6月は、予測24.1%に対し実測9.0%で、−62.7%になります。

もう一点、この調査は情報収集型の検索語の1位が対象で、個別のサイトの実測ではありません。「知りたいだけ」の検索ほど要約で用が足りるため、影響が大きく出やすい、とも説明されています。標本数や抽出条件は、記事には明記されていません。

Ahrefsの調査は、情報収集型検索の1位のCTRを、AI Overviewsがなかった場合の予測値と比較したものです。一方、当社の記録は、1ページ・1検索語のクリック0件という観察です。AI表示の有無による比較も、クリックが減ったという結果もないため、CTR低下の傾向と一致するかどうかは判断できません。また、引用されることの効果と、AI Overviewsが出る検索全体への影響は、別に考える必要があります。

5. Search Consoleで見えること・見えないこと

ここまでの数字は、すべてSearch Consoleから取っています。その見え方には、押さえておく点が3つあります。

①AIの要約の中のリンクも、通常のレポートに入ります。 Googleの公式ヘルプでは、AI Overviewsのリンクのクリックは「クリック」として数えられ、表示回数は通常の表示と同じルールで数えられます。AIの枠の中にあるリンクは、すべて同じ位置になります(第2章の引用のとおりです)。

②検索語別の表は、全体の一部です。 第2章のとおり、検索語別の表とページ合計には差が出ます。Googleのヘルプには、プライバシー保護のために一部の検索語が省かれること、保存・表示される行にも上限があることが書かれています。DP JOURNAL全体でも、差がはっきり出ました。2026年9月5日〜10月2日のdp-journal配下で、検索語ごとに見える分のクリックは3回(西伊豆プロジェクトの記事のみ)、ページ別の合計は94回です(記事以外のカテゴリページ等を含みます)。この差のすべてが匿名化によるものかは、確認していません。検索語別の画面だけを見て「クリックはほぼ来ていない」と判断すると、実態を大きく見誤ります。どの切り口で見た数字かを、必ず書き添える必要があります。

③生成AIパフォーマンスレポートが追加されました。 Googleは2026年6月3日に、Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート」を発表しました。公式の発表には、2026年8月31日時点で全サイトに展開したと追記されています。レポートが示すのは、AI OverviewsとAI Modeの表示回数で、画面の軸は「ページ・国・デバイス・日付」です。ヘルプの説明に、クリックや検索語を示す項目はありません。できるのは「どのページが、いつ、AIの機能の中に表示されたか」を数えることまでです。通常のパフォーマンスレポートでは、同じページ・期間の検索全体のクリック数を確認できます(生成AIレポートのデータは、通常レポートのWeb検索タイプに含まれると説明されています)。ただし、生成AIレポートには表示回数しかなく、クリックの項目がないため、両レポートを照合するだけでは、AI Overviews経由のクリック数は特定できません。

なお、DPのプロパティでこのレポートが表示されているかは、本稿の執筆時点で画面を確認できていません。

6. 順位のほかに何を確認するか:引用の確認ログ・会社名検索・問い合わせの聞き取り

順位だけで評価せず、表示回数・クリック数・問い合わせ件数を併せて確認します。そのうえで、DP JOURNALの確認項目に、次の3つを足す予定です。本稿の時点では、3つとも未実施で、2026年10月中の開始を予定しています。 効果を確認した方法ではありません。小さなメディアでも、手作業で続けられる範囲に絞っています。

①引用の確認ログ。 狙う検索語を10語前後に絞り、週に1回、同じ条件で検索して記録します。残す項目は、検索語、日時、端末、ログイン状態(シークレットモード推奨)、地点、AI Overviewsが出たか、自社が引用元に出たか、冒頭の引用か出典欄だけか、です。検索結果は時刻や地点で変わるため、1回の結果で判断せず、同じ条件の記録を積むのがこの方法の前提です。引用の有無は露出の指標で、問い合わせなどの成果とは分けて扱います。

②会社名・サービス名を含む検索の推移。 Search Consoleで、会社名・サービス名を含む検索語で自社サイトが表示された回数を、月ごとに補助的に見ます。ただし、広告・営業・報道などの影響も受けるため、増加してもAIでの引用が原因とは判断できません。表示回数は「検索結果にサイトが表示された回数」で、会社名が検索された総回数そのものではなく、伏せられた検索語は見えません。傾向を見るための補助指標です。

③問い合わせ時の任意の聞き取り。 計測だけでは分からない認知経路を、任意の聞き取りで補います。複数回答と自由記述を用意し、選択肢には「Google検索」「ChatGPTなどのAIサービス」「紹介」「覚えていない」などを置きます。Google検索内のAI要約を見たかは、分かる範囲で補足してもらいます。AI OverviewsはGoogle検索の中に出るため、選択肢が重なりやすく、本人が表示形式を覚えていないこともあります。聞き取りは正確な流入経路の証明にはなりませんが、検索語別の画面からは出てこない手がかりです。

成果は、引用や検索とは別に数える必要があります。 引用の確認や会社名での検索を足しても、問い合わせにつながったかどうかは分かりません。成果を測るには、問い合わせ件数やフォーム送信完了の記録が要ります。一般的な方法としては、GA4で、対象フォームの送信完了をイベントとして計測し、キーイベントに設定する方法があります(GA4ヘルプ:キーイベントの測定方法)。

そのうえで、当社の現状です。当社は、DP JOURNALを読んでの問い合わせを数える方法が、まだありません。上の3つの数え方は、運用に入れることを決めましたが、本稿の時点では未実施で、2026年10月中の開始予定です。3つとも、成果そのものを測る方法ではありません。

自社でツールを作って測る進め方は、AI内製化の4か月|業務棚卸しで36件から、営業SFAを自社開発するまでで書いています。記録を残す仕組み(WordPressへの入稿や確認の手順)を整える話は、WordPressの記事入稿を自動化する手順|Markdown原稿から下書き投入・確認・予約投稿までにまとめました。

7. 書き方の方針:読む人が探しやすい形にする

書き方で引用されやすくなるのかどうかは、確かめられていません。私たちが観察できたのは、第2章の1件だけです。2026年9月23日に「イベント 集客 成功事例 kpi」を検索すると、AI Overviewsの冒頭の一文の引用元が、DP JOURNALの「イベント集客のKPI設計」でした。この記事は、冒頭に結論を言い切る段落を置き、末尾に、問いの形の質問と短い答えを1組ずつ並べたFAQを置いています。一方、本文の見出し(H2)は問いの形ではありません。

ただし、確認したのは1回で、その書き方だから引用された、という因果は確かめられていません。引用の理由が書き方なのか、順位や検索語との近さなのかは、切り分けられていないためです。1件の観察から、同じ書き方をすれば引用される、とは言えません。

Googleの公式の説明も、この点は裏づけていません。AI Features and Your Website(2025年12月10日更新)には、AI OverviewsとAI Modeに出るための追加の要件や特別な最適化はない、と書かれています。生成AI機能向けの最適化ガイド(2026年7月10日更新)は、AIに理解させるために内容を細かく分ける「チャンク化」は求められていない、と説明し、見出しで構造を分かりやすくすることは、読む人のために有益だとしています。問いの形の見出しや定義段落が、引用元の選ばれ方に効くかどうかについては、この2ページに記載は見当たりませんでした。探した範囲はこの2ページです。ほかに書かれている場所があるかどうかは、確かめていません。

そのため、当社の方針は、AI向けの特別な工夫ではなく、読む人が探しやすくするための書き方です。次の3つを基本にします。

  • 見出しは、内容がひと目で分かる表現にする(必要に応じて問いの形を使う)
  • 冒頭の1段落で、答えと条件を示す(不確かなことは断定しない)
  • FAQは、本文だけでは解消しにくい疑問がある場合に置く

店舗の集客では、ウェブ検索だけでなく、Googleマップ上のAIの要約も見られる対象になっています。マップ側で店がどう書かれるか、店が直せる情報と直せない答えは、GoogleマップのAI要約に、お店はどう書かれるか|店が直せる情報と、直せない答えで扱いました。

AIを使った業務の全体像は、地方企業と自治体のAI活用|社内で使うか、外に出すかで、始め方が変わるにまとめています。外部の専門家に頼むかどうかで迷う場合は、AI顧問・AIコンサル・受託開発は何が違うのか|地方企業の選び分けも参考にしてください。

まとめ

  • AIの要約が出る検索では、引用されることとクリックされることは別の出来事です。順位・クリック・成果を分けて確認します
  • DP JOURNALの「イベント集客のKPI設計」は、2026年9月23日の検索で、検索語「イベント 集客 成功事例 kpi」のAI Overviewsの引用元に出ていました。9月5日〜10月2日の集計では、この検索語の平均順位は2.0位、クリックは0でした(ページ全体では2クリック)
  • 平均順位は、AIの枠の位置を含みうるため、引用元の中での掲載順や、従来の順位と同じ意味では読めません
  • 検索語別の表は全体の一部で、ページ合計と差が出ます。dp-journal配下のクリックは、検索語別で3、ページ別で94でした
  • 小さなメディアは、引用の確認ログ・会社名での検索・問い合わせ時の聞き取りを補助に使います(当社は2026年10月中に開始予定で、本稿時点では未実施)。成果は、問い合わせ件数などで別に数える必要があります

よくある質問(FAQ)

Q1. AI Overviewsに引用されると、クリックは増えますか、減りますか? 一概には言えません。Ahrefsは、日本の情報収集型の検索語で、AI Overviewsが出たときの検索1位のクリック率が、AI概要がなければ得られたはずの値より62.7%低い(2026年6月)と報告しています。一方、DP JOURNALの1本の記録は、引用を確認した検索語でクリックが0でした。ただし、どちらも「引用されたこと」と「クリックの増減」の因果を示すものではありません。

Q2. 自社サイトがAI Overviewsに引用されているか、どう確かめますか? 検索語を決め、同じ条件(端末、地点、ログイン状態)で検索して、AI Overviewsの冒頭の文と出典欄を見ます。結果は時刻や地点で変わるため、1回で判断せず、週に1回など同じ条件で記録を積みます。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、AI Overviewsなどの中に表示されたページと表示回数を確認できます。

Q3. Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、何が分かりますか? AI OverviewsとAI Modeでの表示回数を、ページ・国・デバイス・日付の軸で確認できます。Googleのヘルプの説明に、クリックや検索語の項目はありません。2026年8月31日時点で、全サイトに展開済みと公式に追記されています。

Q4. Search Consoleの「順位」は、AI Overviewsの引用でも使えますか? 注意が要ります。Googleのヘルプでは、AI Overviewsは1つの位置を占め、中のリンクはすべて同じ位置になると説明されています。そのため、引用元に出ている検索語の平均順位は、通常の検索結果での順位と同じ意味で読めない場合があります。

Q5. クリックが0なら、記事を直すべきですか? 先に、数え方を確かめてください。検索語別の画面は全体の一部で、ページ合計と差が出ます。DP JOURNALでは、ページ全体のクリックが2回あっても、表に載せた検索語はすべて0でした。タイトルの書き換え前後でクリックが0のままだった例も自社にありますが、表示回数が少なく、効果の有無は判断できていません。

Q6. 小さなオウンドメディアは、何を数えればよいですか? 順位とクリックに加え、①引用の確認ログ(検索語・日時・地点・引用の有無)、②会社名・サービス名を含む検索の推移、③問い合わせ時の任意の聞き取り、の3つを補助に使います。どれも手作業で始められます(当社は2026年10月中に開始予定で、本稿時点では未実施)。成果は、GA4などで問い合わせやフォーム送信完了を別に数えます。当社は、その方法がまだありません。

Q7. 店舗の場合は、ウェブ検索だけ見ればよいですか? いいえ。Googleマップ上でもAIの要約が出ます。マップ側の見え方は、別の記事(GoogleマップのAI要約に、お店はどう書かれるか)で扱っています。

参考文献

  • Google Search Central Blog「Introducing Search Generative AI performance reports in Search Console」(2026-06-03、2026-08-31追記)https://developers.google.com/search/blog/2026/06/gen-ai-performance-reports
  • Google Search Central「AI Features and Your Website」(2025-12-10更新)https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features
  • Google Search Central「Optimizing your website for generative AI features on Google Search」(2026-07-10更新)https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/ai-optimization-guide
  • Search Console ヘルプ「Generative AI performance report (Search)」https://support.google.com/webmasters/answer/16984139
  • Search Console ヘルプ「Performance report (Search results)」(AI Overviewsの位置・クリックの数え方)https://support.google.com/webmasters/answer/7042828
  • Ahrefs「AI 概要で Google 検索 1 位の CTR が半年で激減、日本 クリック率が −62.7% に減少」(2026-07-21、調査日2026-07-16)https://ahrefs.com/ja/blog/ai-overviews-reduce-clicks-june-2026/
  • Search Console ヘルプ「Search Console の検索語データの制限」(匿名化クエリ・行数の上限)https://support.google.com/webmasters/answer/17011259
  • Google Search Central「Influencing your title links in Google Search」(タイトルリンクの自動生成と反映時期)https://developers.google.com/search/docs/appearance/title-link
  • GA4ヘルプ(キーイベントの測定方法)https://support.google.com/analytics/answer/12946393
  • 自社データ:Google Search Console(プロパティ https://digitalpromotion.co.jp/、2026-09-05〜2026-10-02、Web、2026-10-04取得)。書き換え前後の比較は同プロパティの2026-09-23取得(データは9/22まで)、直近28日は2026-10-04取得

検索まわりの数え方や、記事を成果につなげる設計を一度整理したい方は、お問い合わせからご相談ください。

Latest Posts