MEOの効果測定|季節や天候の影響を踏まえて、Googleビジネスプロフィールの数字を読む手順

机の上で、ガラスの地図ピンと木製の棒グラフのブロックを、太陽・雲の器と落ち葉の横に並べた様子
                                                   

MEOの効果は前月比だけでは判断できません。ビジネスプロフィールの閲覧数の数え方、数字が動く施策以外の理由、前年同月・他店舗との比べ方と検索語句の見方を、Google公式ヘルプの定義に沿って整理します。


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MEOの効果測定とは、Googleビジネスプロフィールに出る数字(閲覧数・ルート・通話・ウェブサイトのクリックなど)と、店の予約・来店・売上を合わせて見て、施策がどこまで効いたかを考えることです。「前の月より増えたかどうか」だけでは、季節や天候による増減と施策の効果が混ざります。比べる相手を置くと考える材料は増えますが、それだけで季節や天候の影響を取り除けるわけではありません。

見るべき順番は3つあります。①数字の数え方を知る、②数字が動く施策以外の理由を知る、③比べる相手を決める。 本記事は、Google公式ヘルプの定義を確かめたうえでこの順に整理し、データが少ない店舗でもできる最低限の見方、外注先の月次報告を読むときの確認点まで扱います。当社(デジタルプロモーション)のMEO月次報告で見ている項目と、そこから判断できる範囲も説明します。

1. 結論:MEOの効果は「前月より増えた」では判断できない

前月比の問題は、比べる相手が「直前の自分」だけで、季節・天候・連休・近所の出来事が同じ数字に混ざることです。たとえば、行楽シーズンに入って閲覧数が増えた月に、MEOの施策を重ねていたとします。数字は増えますが、施策の効果なのか、シーズンの効果なのかは、前月比だけでは分かりません。

理由を考える材料を増やすには、比べる相手を決めます。本記事では、次の3つを「比べ方の型」として紹介します(§5)。

  • 前年の同じ月と比べる(季節をそろえる)
  • 施策をしていない店舗と比べる(同じ時期の外部要因をそろえる)
  • 店名での検索と、それ以外の検索を分けて見る(どんな言葉で見つけられているかの内訳を確かめる)

当社のMEO月次報告では、比べる相手を特に置いていません。見ているのは、店側で数えている成果(予約・来店・売上)です。 この見方の強みと弱みは§4で説明します。§5の3つの型は、当社が実施している手順ではなく、今の報告に足せる分析の提案です。

2. ビジネスプロフィールで見られる数字と、その数え方

最初に、数字が何を数えているのかを確かめます。ここを取り違えると、比べ方以前に、比べるもの自体がずれます。Googleは、パフォーマンスで見られる指標を次のように定義しています(以下、引用はGoogle ビジネス プロフィール ヘルプの原文です)。

指標 Googleの定義(原文) 読むときの注意
閲覧数 「Google 検索と Google マップでお客様のビジネス プロフィールを閲覧したユーザーの数」 ユニークユーザーを1日1回まで数える。表示回数より少なくなることがある
ルート 「お客様のビジネスへのルートを検索したユーザーの数」 来店の意思表示に近いが来店そのものではない。集計方法が変更された経緯がある
通話数 「ビジネス プロフィールの通話ボタンがクリックされた回数」 クリック数であり、電話がつながった数ではない。電話番号の登録が前提
ウェブサイトのクリック 「ビジネス プロフィールに表示されたウェブサイトへのリンクのクリック数」 サイトのない店・サイトに誘導しない店では意味が薄い
検索(検索語句) 「ビジネスの検索に使用された検索語句」 毎月月初に更新され、表示まで5日ほどかかることがある。語句は直接管理できない
予約 「ユーザーが完了した予約の数」 予約プロバイダ経由で予約を管理している場合のみ取得できる

なお、表示される指標は店によって違います。Googleは「お客様のビジネスに関連する指標のみが表示されます。すべての指標が利用できるわけではありません」としています。

数え方で特に押さえたい点が3つあります。

1つ目:閲覧数は「人数」で、しかも1日1回までです。 原文は「プロフィールを閲覧したユニーク ユーザーの数がカウントされます」「ユーザーは 1 日 1 回のみカウントされます。同じ日に複数回アクセスした場合でも、1 回としてカウントされます」です。同じ人が1日に3回プロフィールを開いても、1回です。「何回表示されたか」の数字ではありません。ただし、APIの定義では、地図と検索、パソコンとスマートフォンといった区分ごとに数えています。区分を合算した数字や月の合計は、その月に見た実際の人数とは一致しないことがあります。

2つ目:閲覧数は、表示回数より少なくなることがあります。 Googleは「この閲覧数は、ビジネス プロフィールやメール通知で確認できる表示回数よりも少ない場合があります」と明記しています。理由としては、上のユニークユーザー・1日1回のほか、複数のデバイスやプラットフォームでアクセスしたときのカウント上限、そして閲覧数が「プロフィールの閲覧」だけを数え、Googleでの合計表示回数は数えないことが挙げられています。報告書の「閲覧数」と、メール通知の「表示回数」を同じものとして並べると、数字が合いません。 指標名の定義を、報告を受ける側が一度確かめておく必要があります。

3つ目:検索語句は、月初に更新され、表示まで5日ほどかかります。 原文は「[検索] 指標は毎月月初に更新されます。表示されるまでに 5 日ほどかかることがあります」です。月初の数日は前月の検索語句がまだ出ていないことがあるため、月次報告を月初すぐに作ると、この部分が欠けるおそれがあります。月初は前月分が出そろったかを確かめ、出ていなければ検索語句の集計を後日に回します。報告書には、数字を取った日を書いておきます。

もう1つ、複数店舗を持つ場合に役立つ点があります。Googleは、複数のプロフィールを管理している場合に「複数のプロフィールのパフォーマンス データを 1 つのスプレッドシートに一括ダウンロードして、複数のビジネス拠点のパフォーマンスを比較することもできます」と説明しています。後述の「施策をしていない店舗と比べる」は、このダウンロード機能で土台が作れます。

なお、指標の集計方法そのものも変わります。 ルートについては、Google自身が「複数回のタップ。ルート検索のキャンセル。スパム」を考慮して集計方法を変更したと書いています。長い期間のグラフを見るときは、途中でGoogle側の数え方が変わった可能性を頭に置いてください。

3. 数字が動く理由は、MEOの施策だけではない

数字を動かす要因は、施策以外にも数多くあります。主なものを並べます。

  • 季節:行楽シーズン、暑さ・寒さ、年末年始、新生活の時期。業種によって山と谷が違います
  • 天候:雨や猛暑は、外出や店探しの行動を変えます。減るとは限らず、屋内の店や近くの店を探す人が増えることもあります。向きと大きさは業種と立地で違うので、天候と数字を並べて記録しておきます
  • 連休・給料日・学校行事・地域のイベント:人の動きが変わる日です
  • 近くの競合の開店・閉店、工事、駅前の人流の変化:商圏の側の変化です。商圏の考え方は商圏分析のやり方|一次・二次・三次商圏の設計と販促への落とし込みで扱っています
  • 広告:Googleのパフォーマンスデータには「オーガニック検索結果と Google 広告の両方における表示回数、検索情報、ユーザーの行動が含まれます」。つまり、Google広告を出している期間は、数字に広告の分が混ざります
  • 店名が話題になる出来事:テレビ、SNS、チラシ、サイネージ、口コミなどで店名を目にした人は、店名で検索します。これはMEOの施策とは別の経路で動く数字です
  • プロフィール側の事情:臨時休業や営業時間の変更、電話番号の有無(通話数は電話番号を追加しないとトラッキングできません)
  • Google側の数え方の変更(§2のとおり)

MEOの施策そのものについても、Googleはローカル検索の表示が「主に関連性、距離、知名度に基づいて」決まると説明しています。距離は検索する人と店の位置で決まるため、同じ施策をしても、検索する人の動きが変われば表示の出方は変わります。 施策と数字の間には、MEOの外にある要因が常に入り込みます。

4. DPの月次報告の見方と、その限界

当社のMEO月次報告では、比べる相手を特に置いていません。見ているのは、全体のコンバージョンです。 ここでいうコンバージョンは、ビジネスプロフィールの画面に出る電話やルート検索の数ではなく、お店側で数えている成果、つまり予約・来店・売上です。店全体の数字なので、MEOによる分だけを取り出して数えているわけではありません。前年同月との比較や、施策をしていない店舗との比較、店名検索とそれ以外の検索の切り分けは、報告の標準項目にはしていません。

この見方には、強みと弱みがあります。

  • 強み:閲覧数のような「手前の数字」に振り回されません。閲覧数や検索の数は、店の成果と直結するとは限らないためです。最終的に店に何が起きたかを軸に置くと、「数字は増えたが店は変わらない」状態に気づけます
  • 弱み:成果が増減したときに、その理由がMEOなのか、季節や天候なのかを、この見方だけでは言い切れません。成果が増えた月は、季節要因を含んだまま「効いている」と読んでしまうおそれがあります。成果が減った月に、MEOの施策が悪かったのか、雨が続いただけなのかを区別できない点も同じです

つまり、全体のコンバージョンを見ることは、「効果を判断する土台」としては筋がよい一方、因果を切り分けるところまでは行っていません。 次の§5は、この弱みを補うために、今の報告に足せる分析の提案です。当社が実施している手順ではありません。

5. 比べ方の型3つ:比べる相手を決める(提案)

「切り分け」と聞くと統計の話に聞こえますが、やることは「比べる相手の選び方」です。以下の3つは、増減の理由を考える材料を増やすもので、施策の効果の大きさを確定するものではありません。小さな店でも使えるものから順に並べています。

型①:前年の同じ月と比べる

季節や連休の山と谷は、毎年おおむね同じ形で来ます。前年の同じ月と比べると、例年の季節の動きを考える参考になります。ただし、天候、曜日や祝日の並び、営業日数は年ごとに違います。

仮の例(実例ではありません):ある月に閲覧数が前月から増えたとします。前年の同じ月も、前の月から同じように増えていたなら、季節の動きを疑います。前年にはその動きがなかったのに、今年は増えていたなら、今年ならではの理由を調べるきっかけになります。その理由は施策かもしれませんし、施策以外の変化かもしれません。

使うときの注意が2つあります。

  • 前年のデータが残っていることが前提です。 旧版のAPIの公式資料では、取得できる範囲は「リクエスト日から最大18か月」とされていました。今の管理画面やAPIで同じかどうかは、使う画面やツールで確かめてください。いずれにしても、月に一度、数字と検索語句をスプレッドシートにダウンロードして自社で保管する習慣が、翌年の比較を確実にします
  • 前年と今年で、店の条件が同じとは限りません。 前年は臨時休業が長かった、今年は近くに競合が開店した、広告を出した、などです。§3の要因を、月ごとにメモしておくと読み違いを防げます

型②:施策をしていない店舗と比べる

複数店舗があるなら、同じ時期に、今回確かめたい施策をした店舗としていない店舗の動きを並べます。同じ地域なら季節の影響は近くなるので、差の部分が施策の効果の候補になります。ただし、同じ地域でも、駅直結の店と路面店では天候の影響が違います。差には、施策以外の理由が残ります。§2のとおり、複数プロフィールのデータは一括でダウンロードして並べられます。

注意点は、店舗同士は条件が違うことです。立地、商圏の人口、競合の数、店の規模が違えば、同じ施策をしても数字の出方が違います。比べるのは「水準」ではなく、「前年比や施策前後の伸び方」です。そのうえで、施策を始める前の数か月を並べて、もともと似た動きをしていた店舗同士で比べると、比べる意味が出てきます。

店舗が1つの場合は、この型は使えません。次の型③と型①を使います。

型③:店名での検索と、それ以外の検索を分けて見る

どんな言葉でプロフィールが表示されたかの内訳を確かめる型です。ほかの2つと違い、比べる相手を置くものではありません。ビジネスプロフィールの検索語句には、プロフィールが検索結果に出たときの言葉が並びます。これを2つに分けます。

  • 店名での検索(例:店名そのもの、店名+駅名):店を知っている人の検索が中心です。広告、口コミ、テレビ、SNS、サイネージなどの影響を受けやすく、MEOの施策とは別の理由でも増減します
  • 店名以外の検索(例:地域名+業種、業種だけ、メニュー名):店名を入れずに探した検索です。知らなかった人だけでなく、常連の人が「地域名+業種」で探すこともあります

店名以外の検索で表示が増えているなら、MEOの施策が効いている可能性を考える材料になります。 ただし、この分類だけでは、検索した人が店を知っていたか、増減がMEOによるものかは決められません。店名以外の検索も、季節や広告の影響を受けます。検索語句の一覧は管理画面で見られ、分けるのは自分で行います。なお、検索語句は§2のとおり月初に更新される指標で、Googleは「これらの検索語句は直接管理できません」とも書いています。

データが少ない店舗の最低限

開業から1年未満、店舗が1つ、といった場合でも、次の3つはできます。

  1. 月に一度、数字をダウンロードして保管する(来年の型①のため)
  2. 施策の実施日を、日付つきで記録する。写真の追加、説明文の変更、クチコミ返信の開始、広告の開始と停止などです。数字が動いた月に、その月に何をしたかが分かるだけで、理由を考えやすくなります
  3. 検索語句を、店名とそれ以外に分けて並べる(型③)

6. 来店・売上へのつなぎ方

ビジネスプロフィールの数字は、店に来るより手前の行動です。ルートの検索は来店の意思表示ですが、来店そのものではありません。通話数も「通話ボタンがクリックされた回数」で、電話がつながった数ではありません。手前の数字と、店で起きたことを結ぶ作業が別に必要です。

  • 来店アンケート:会計時や予約時に「当店をどこで知りましたか」と1問聞きます。選択肢に「Googleマップ・Google検索」を入れます。MEO単独の効果は取れませんが、増減の方向は見られます
  • 電話・予約の聞き取り:電話予約やネット予約があれば、予約時に流入元を1問聞きます。ビジネスプロフィールの通話数と、店の実際の着信数を並べると、数字のずれにも気づけます
  • ウェブサイトのリンクにパラメータを付ける:Googleアナリティクスの公式ヘルプ(日本語版)は「URL にパラメータを追加する際は、どのようなケースでも utm_source、utm_medium、utm_campaign を使用する必要があります」としています。この3つを揃えて、ビジネスプロフィールに登録するウェブサイトのURLに付けておくと、アナリティクスで、ビジネスプロフィール経由のサイト訪問を他の流入と分けて見られます。前提として、リンク先のサイトでGA4の計測が動いている必要があります。予約の完了まで測りたい場合は、予約完了の計測とキーイベントの設定が別に要ります。外部の予約サイトで予約が完了する場合、そこまで追えるかは予約サイト次第です。Googleのガイドラインが禁じているのは、実際のビジネスのウェブサイトとは別のページへ利用者を送ることです。自社サイトのURLに計測用の印を付けるだけなら、この禁止には当たらないと考えます。ただ、Googleのコミュニティには、登録したあとに印が外れてしまったという利用者の報告があります。原因や起きる条件は分かっていません。登録したら一度クリックして、アナリティクスに記録されるかを確かめてください。ただし、アナリティクスで見えるのは、サイトに来た人だけです。サイトを見ずに電話・ルート検索だけで来店した人は、ここには出ません

来店・売上までを一本の線で追えなくても、複数の手前の数字と、店の実態の方向が合っているかを見るだけで、増減の理由を考える材料になります。店舗施策全般のKPIの置き方は、店舗販促のKPI設計|天候・客数・施策の交絡を切る比較フレームが詳しく、本記事の考え方もその延長にあります。サイネージでの同種の比較設計はサイネージ効果測定の設計|掲出面の条件差を揃える比較設計と計測の実装で扱っています。

7. 外注先の月次報告を読むときに確かめること

MEOを外注している場合、受け取る報告書の読み方がそのまま効果測定の質になります。次の点を、報告を受ける側で確かめます。前年同月との比較や検索語句の分類は、報告の標準に入っていないことも多い項目です(当社の報告も標準にはしていません)。必要なら、データがあるかと契約の範囲を確かめたうえで、追加の分析として相談してください。

  • 指標の名前と定義:「閲覧数」「表示回数」「インプレッション」はそれぞれ何を数えたものか。§2のとおり、閲覧数は1日1回までのユニークユーザーで、メール通知の表示回数とは一致しません。区分を合算しているかも確かめます
  • 期間と比較の相手:前月比だけか。比べる相手が書かれているか
  • 検索語句:どの言葉で表示されたかが示されているか
  • 施策の実施記録:いつ何を変更したかが、日付つきで報告されているか
  • 広告の有無:Google広告を出している期間は、数字に広告の分が混ざる点が示されているか
  • 成果の定義:報告の「成果」「コンバージョン」が何を数えているか(手前の行動か、店側の成果か)
  • 順位の位置づけ:順位計測ツールの順位は、ビジネスプロフィールのパフォーマンスの指標とは別の数字です。公式ヘルプの指標一覧に順位は含まれていません

外注先の選び方や契約前の確認事項は、MEO対策を外注する前に確かめること|見積もりと契約書で見る点にまとめています。契約前は同記事、契約後の報告の読み方は本記事、と使い分けてください。口コミ返信を含めた日々の運用は口コミ返信のAIは下書きまで|確認と投稿を人が担う運用の決め方も参考になります。MEOを含む店舗集客の全体設計はエリアマーケティングとは|店舗集客と商圏設計の実務で扱っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. MEOの効果は、何の数字で確かめればよいですか? ビジネスプロフィールの閲覧数・ルート・通話数・ウェブサイトのクリックを「手前の行動」として見て、店側の成果(予約・来店・売上)と方向が合っているかを確かめます。当社の月次報告は、全体のコンバージョンを軸に見ています。ただし、数字が動いた理由を考えるには、比べる相手を置くと材料が増えます(§5)。

Q2. 「閲覧数」と「表示回数」は同じ数字ですか? 同じではありません。Googleは、閲覧数がユニークユーザーを1日1回までしか数えないため「ビジネス プロフィールやメール通知で確認できる表示回数よりも少ない場合があります」と説明しています。報告書の指標名が何を指すかを確かめてください(§2)。

Q3. 前月比ではなぜ判断できないのですか? 季節・天候・連休などの外部要因が、前月と今月で違うためです。施策の効果と外部要因の増減が、同じ数字に混ざります。前年の同じ月や施策をしていない店舗と比べ、検索語句の内訳も確かめると、理由を考える材料が増えます。ただし、混ざる部分を完全に取り除けるわけではありません(§5)。

Q4. 開業して1年たっていないので、前年同月がありません。 型①は使えません。その場合は、月に一度数字をダウンロードして保管し、施策の実施日を記録し、検索語句を店名とそれ以外に分けて見る、の3つから始めてください。翌年から前年同月比が使えます(§5)。

Q5. 店舗が1つだけで、比べる店がありません。 型②は使えません。型①(前年同月)と型③(店名検索とそれ以外の検索)を使います。検索語句の内訳は、1店舗でも見られます(§5)。

Q6. 検索語句がまだ出ていません。 検索語句は毎月月初に更新され、表示まで5日ほどかかることがあります。月初の数日は前月分が出ていない場合があるため、出そろったかを確かめてから集計し、数字を取った日を記録してください(§2)。

Q7. 外注先の報告が順位の報告だけです。これで足りますか? 足りません。順位計測ツールの順位は、ビジネスプロフィールのパフォーマンスの指標(閲覧数・ルート・通話数など)とは別の数字です。順位だけでは、店の成果は判断できません。閲覧や行動の数に加えて、予約・来店・売上の変化も確かめてください。報告に何が含まれているかを確かめてください(§7)。

MEOの数字の読み方や、月次報告の整え方をご検討の際は、MEOコンサルティング・運用代行からご相談ください。


参考文献

  • Google「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」(取得日:2026-10-04)https://support.google.com/business/answer/9918094?hl=ja
  • Google「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(取得日:2026-10-04)https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
  • Google アナリティクス ヘルプ「URL 生成ツール: カスタム URL でキャンペーン データを収集する」(取得日:2026-10-04)https://support.google.com/analytics/answer/10917952?hl=ja
  • Google「ビジネス プロフィールに関するガイドライン」(取得日:2026-10-04)https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja
  • Google Business Profile APIs「DailyMetric」(取得日:2026-10-04)https://developers.google.com/my-business/reference/performance/rest/v1/DailyMetric
  • Google My Business API(旧版 v4)「BasicMetricsRequest」(取得日:2026-10-04)https://developers.google.com/my-business/reference/rest/v4/BasicMetricsRequest

最終更新日:2026-10-04/初回公開予定 2026-10-07 著者:後藤晃(デジタルプロモーション株式会社 代表取締役社長)。著書『マーケティングで挑む地域創生』(2025年)、シェア出版『「ゼロイチ」の挑戦 Vol.2』第10章寄稿。駅前・街頭のデジタルサイネージ網「タウンビジョン」を全国展開し、サイネージ・SNS・MEO・地域メディアを組み合わせた運用代行を専門に手がける。

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