不動産会社のMEO対策は「何をプロフィールにできるか」から|モデル住宅や物件は載せられない、Googleのルール

木のトレーに、白い住宅模型と、ガラス製の地図ピンを立てた店舗の模型を並べた写真
                                                   

不動産会社がGoogleマップに載せられるのは、販売・賃貸の業務を行う店舗や営業所です。モデル住宅や空き部屋など物件自体は対象外とされています。Googleの原文をもとに、載せられるもの、複数店舗での決め方、口コミの頼み方を整理しました。


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不動産会社のMEOとは、Googleマップや検索で、会社の店舗や営業所を見つけてもらうための運用です。Googleがプロフィールとして認めるのは、営業時間内に顧客と直接対応する店舗や営業所です。モデル住宅や空き部屋といった物件自体は、対象外とされています。

つまり、プロフィールは「物件の掲示板」ではなく「店の入口」です。この記事では、Googleの原文で確かめた載せられるものと載せられないもの、複数店舗での決め方、口コミの頼み方、数字の見方を整理します。

ポータルに物件を載せて反響を待つ形に加え、Googleマップで会社名や「地名+不動産」を探す人にも見つけてもらう。MEOに取り組む動機は、多くがこれです。入口を増やすことは理にかなっています。ただし、物件やモデルルームを、そのままGoogleマップに載せることはできません。Googleの原文にあるのは「モデル住宅」で、マンションのモデルルームも同じ扱いと読むのが自然です。

この記事は、MEOを支援するデジタルプロモーション株式会社(以下、当社)が書いています。Googleの説明は、2026年10月24日時点の日本語版ヘルプで確かめました。当社が不動産会社のプロフィールを運用した結果を紹介する記事ではなく、不動産会社への提案のなかで、Googleの原文をもとに整理した判断の型です。以降、特に断りのない「見立て」「整理」「読み」は当社の考えで、Googleの指示ではありません。MEOを外注するときの確認点は、MEO対策を外注する前に確かめること|見積もりと契約書で見る点に書きました。この記事は、その手前にある「何を登録するか」を扱います。

1. 結論:プロフィールにできるのは「人がいて、業務をしている店舗」

結論は4点です。

  • Googleがプロフィールを掲載できるとするのは、営業時間内に顧客と直接対応するビジネスです。不動産会社なら、販売や賃貸の業務を行う店舗や営業所です(原文の「管理」への言及はありません。管理業務の事務所も同じ扱いと読めます)。
  • モデル住宅、アパートの空き部屋、販売中や賃貸中の物件は、掲載できないビジネスとして原文に挙がっています。
  • 物件の情報は、プロフィールではなく、自社サイトの店舗ページやポータルに置きます。プロフィールは、店を探した人を自社サイトへつなぐ入口です。Googleが物件の置き場所を指示しているわけではありません。
  • 期間限定の現地販売センター、同じ店舗での賃貸と売買の分割、営業担当者ごとのプロフィールは、読んだ範囲のヘルプでは言い切れません。判断がつかないものは、Googleに確認します。

2. 不動産会社のMEOで、Googleが載せられるとするもの・載せられないとするもの

Googleの「ビジネスの適格性とオーナー権限に関するガイドライン」は、掲載できるビジネスを、こう定めています。

ビジネス プロフィールを掲載できるのは、営業時間内に顧客と直接対応するビジネスです。 (Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネスの適格性とオーナー権限に関するガイドライン」)

掲載できないビジネスの例には、次の一文があります。

民泊、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。 (同上)

前半が「物件そのものは載せられない」、後半が「販売や賃貸の業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になる」です。店舗や営業所としての登録は想定されている、と読めます。同じ「不動産」でも、物件と、それを扱う事務所は別の扱いになります。住所についても、別のガイドラインに条件があります。

郵送先住所を借りており、その住所では実際にサービスを提供していない場合(バーチャル オフィスとも呼ばれます)は、ビジネス プロフィールをご利用いただくことはできません。 コワーキング スペースでのオフィスは、わかりやすい看板が常に設置され、その場所で営業時間中に顧客対応できるスタッフが常駐している場合を除き、登録することはできません。 (Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」)

整理すると、次のとおりです。

登録したいもの Googleの扱い 補足
販売または賃貸の業務を行うオフィス(店舗・営業所) オーナー確認の対象になる 掲載できるビジネスの条件は、営業時間内に顧客と直接対応すること。管理業務は原文に記載なし
モデル住宅(マンションのモデルルームも同様と当社は読む) 掲載できない 原文は「モデル住宅」
販売中の物件、賃貸中の物件、アパートの空き部屋 掲載できない 「不動産賃貸物件や販売物件」として原文に明記
借りただけの住所(バーチャルオフィス)、遠隔地の私書箱 掲載できない 実際にサービスを提供していない住所は不可
コワーキングスペース内のオフィス 条件つき わかりやすい看板が常設で、営業時間中に対応するスタッフが常駐している場合のみ
期間限定の現地販売センター ヘルプに記述なし 読んだ範囲では、直接触れた箇所がありません。Googleに確認(FAQ Q2)

なお、同じ「掲載できないビジネス」の一覧には、「見込み顧客の発掘を行う代理店や企業」も入っています。お客さまが実際に来店し、相談を受ける店舗として登録する、という前提だと読めます。

3. 起こしやすい登録の間違い|物件ごと・販売センターごと・担当者ごとに作らない

以下は原文から整理した登録前の確認項目で、実際に起きた事例の紹介ではありません。

① 物件やモデルルームごとにプロフィールを作る。 前章のとおり、物件そのものは掲載できないビジネスです。「新築分譲の見学会を知らせたいから」「人気物件を目立たせたいから」という動機でも、物件単位の登録は避けます。

② 店名に物件名・駅名・キャッチコピーを足す。 名前の項には、こう書かれています。

ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、ビジネス プロフィールが停止される場合があります。 (Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」)

名前に足せない情報の例として、マーケティングのタグライン、サービスや商品の情報、所在地情報、出店先情報が挙がっています。「○○不動産 △△駅前 仲介手数料無料」のような名前は、この例に近い形です。使うのは、看板や名刺で実際に使っている名前です。

③ 人がいない住所や、営業時間外の拠点を載せる。 営業時間内に顧客と直接対応する、という前提を満たさない住所です。無人の物件、スタッフがいない事務所、貸し出しているだけの住所は、載せません。

④ 営業担当者や現場ごとにプロフィールを増やす。 同じガイドラインに「アカウントが同じか別かに関わらず、ビジネスの拠点ごとに複数のページを作成することはできません」とあります。担当者個人の扱いは、個人専門家の基準が別にあります(FAQ Q4)。

⑤ 電話番号を、拠点につながらない窓口にする。 原文は「可能であれば、電話総合受付センターではなく、個々のビジネス拠点の番号を使用します」と書いています。コールセンターに集約している会社は、拠点に直接つながる番号を持てるか確認します。

どれもGoogleの条件から外れやすい登録のしかたです。作る前の確認が、いちばん安く済みます。

4. 店舗が複数あるとき|不動産のMEO対策は、拠点ごとに1つ

拠点が2〜10か所ある会社では、「何をそろえて、何を拠点ごとに変えるか」を決めます。Googleの原文から読み取れる範囲は、次の表のとおりです。

項目 拠点ごとに変えるか 原文から読み取れること
名前 そろえる 実際のビジネス名が拠点で異なる場合を除いて、拠点の名称は統一する
カテゴリ そろえる 同じサービスを提供する拠点は、同じカテゴリにする
住所 拠点ごと 看板で名称を常設している住所を載せる。1拠点に複数ページは作れない
電話番号 拠点ごと 可能なら、コールセンターではなく拠点の番号
ウェブサイト 拠点ごと 電話番号またはウェブサイトを、拠点ごとに指定する
営業時間 拠点ごと 顧客に対応できる通常の営業時間。祝祭日や特別イベントなど特定の日は、特別営業時間を指定できる

名前については、チェーンやブランド向けの規定に、こうあります。複数店舗の不動産会社にも当てはめて読みます。

同一国内のビジネス拠点は、場所に関わらず同じ名称にします。 (Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」)

ここは、支店名の付け方で迷いやすい点です。原文は、同じ名称の統一の例外として「一部の実際の店舗、ウェブサイト、事務用品で一貫して別の名称を使用している場合」を挙げています。ただし原文は、拠点名を足した名称(例:ホーム・デポ新都心店)を認めない例に挙げています。「○○不動産 △△店」とするなら、看板、サイト、書類のすべてで実際に使っていることが前提です。迷う場合はGoogleに確認してください。

賃貸と売買を、同じ店舗でプロフィール分けしてよいか。 この点は、読んだ範囲のヘルプに、不動産向けの専用ルールを見つけられませんでした。自動車ディーラーには、部門ごとにプロフィールを作れる専用ガイドがあり、ディーラーのMEO対策は「部門を分けるか」からで整理しています。ただし、不動産に同じ専用ルールがあるとは、確認できていません。

一般の部門の基準は、こう書かれています。

対外的に独立した組織として活動する部門は個別のページを作成する必要があります。(略)通常このような部門は個別の顧客窓口があり、カテゴリも異なるはずです。 (同上)

当社の見立てでは、同じ店舗で電話番号も営業時間も同じ賃貸と売買は、基本は1拠点に1つのプロフィールです。賃貸と売買の両方を扱うことは、説明文と自社サイトで伝えます。分けるのは、窓口・営業時間・カテゴリがはっきり別の組織として動いている場合だけ。その場合も、先にGoogleへ確認します。

複数拠点のプロフィールが増えると、「だれがオーナーか」が分からなくなりがちです。オーナーと管理者の一覧表のつくり方は、ディーラー向けの記事の権限の章にまとめてあるので、不動産でもそのまま使えます。フランチャイズの本部と加盟店のどちらがオーナーを持つかは、確認できたヘルプに記載がありませんでした。契約や運営規程で確かめてください。

5. 店舗のプロフィールに何を載せるか|物件は自社サイトに置く

プロフィールの載せ方は、店を探した人が迷わず来店や電話までたどり着けるか、の一点で決めます。名前は看板と同じものにし、物件名や駅名、キャッチコピーは足しません。カテゴリは中心となる事業を示す具体的なものを、できるだけ少なく選びます(候補は管理画面で確かめてください)。ウェブサイトは拠点ごとに、自社サイトの店舗ページを指定し、物件の一覧はそこから案内します。残りの項目を表にします。

項目 設定の考え方
説明 賃貸・売買・管理のどれを扱うかを、最初の1〜2文で書きます。原文は、特別キャンペーンや特別料金を過度に強調する文を認めず、リンクも入れられないとしています。「仲介手数料無料」のような強調は避けます
営業時間 実際に顧客に対応できる時間にします。祝祭日や特別な日の営業時間は、特別営業時間で設定します。定休日や年末年始の扱いは当社の整理です
写真 店舗の外観、入口、看板、店内、駐車場、最寄りからの道順を中心にします。来店する人が迷わない写真です。これは当社の勧めです

写真には注意点があります。物件の外観や間取りを、プロフィールの写真に載せてよいかは、読んだヘルプに記述がありませんでした。物件が掲載できないとされている以上、確認できないものは載せないを既定にします。物件の情報は、自社サイトの物件ページとポータルに置き、プロフィールからの導線を作ります。

賃貸は「地名や駅名+賃貸」、売買は「地名+中古住宅」や「売却の相談」と、探す言葉が分かれるのが一般的です(自社の数字で確かめてください)。管理画面のインサイトで、どんな言葉で見つけられているかを見て、店舗ページに賃貸・売買・管理の入口を分けて置きます。Googleが順位の要素に挙げる「関連性」は、検索語句とプロフィールが合致する度合いです。情報が具体的で正確なほど、合致しやすくなります。

6. 口コミ|契約や引き渡しのあとに頼み、返信に契約の中身を書かない

Googleは、ローカル検索の順位を決める要素の1つ「知名度」について、こう書いています。

クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ローカル検索結果のランキングが高くなります。 (Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」)

不動産は、購入や賃貸の判断に時間がかかり、お客さまが不動産会社に依頼する回数も多くはありません。だからこそ、口コミを頼む場面と、頼み方の線引きを先に決めておきます。

① 頼むのは、取引や対応を終えた人に。 Googleは、クチコミなどのユーザーによる投稿は実体験に基づいている必要がある、と書いています。賃貸なら入居後、売買なら引き渡し後、管理なら対応が完了した後が、頼みやすい場面です。契約の前は体験がまだ無いため、実体験に基づく投稿になりにくいと考えられます。

② リンクとQRコードを使う。 Googleは、口コミを頼む方法として、Googleのリンクにアクセスしてもらう、QRコードをスキャンしてもらう、の2つを案内しています。店舗ごとにリンクを作り、契約書類の送付時や引き渡しの案内に添えます。

③ 対価を渡さない。 口コミを書く見返りや、悪い口コミを直す・消す見返りに、無料や割引で商品やサービスを渡すことを、Googleは「虚偽のエンゲージメント」として固く禁じています。不動産で気をつけたいのは、「口コミを書いたら入居祝い」「口コミを書いたら仲介手数料を割引」のような案内です。景品表示法の側の整理も含め、頼み方の線引きはMEO対策を外注する前に確かめることの口コミ施策の章にまとめました。

④ 返信に、契約の中身を書かない。 Googleは、否定的なクチコミへの返信のヒントとして、クチコミ投稿者の個人情報を公開しないよう求めています。不動産では、氏名、物件名、部屋番号、家賃、契約の条件、入居の時期といった情報が、返信に出やすい項目です。「ご契約いただいた△△マンション○号室」のような書き方は避け、お礼と、店舗として伝えたいことだけを書きます。返信の運用の進め方は、口コミ返信のAIは下書きまで|確認と投稿を人が担う運用の決め方にまとめています。

口コミは、GoogleマップのAI要約が店を説明するときの材料にもなります。プロフィールの情報と口コミが、どう店の説明につながるかの点検表は、GoogleマップのAI要約に、お店はどう書かれるかで整理しました。

7. 数字の見方|繁忙期の数字を、閑散期と並べて喜ばない

プロフィールの閲覧数、電話、ルート検索の数字は、季節で動きます。賃貸の仲介では、一般に1〜3月が繁忙期と言われます(業界の通説で、出典は付けていません)。繁忙期の数字は、MEOの取り組みと関係なく増えるのが自然です。

見るときは、次の2点だけ押さえてください。

  • 繁忙期の数字は、閑散期の数字と並べて「増えた」と判断しないでください。比べるのは、前年の同じ月です。前年の数字が無い場合は、同じ月の別の拠点と比べてください。
  • 取り組みの効果は、プロフィールの変更前後ではなく、同じ時期のなかで見ます。

数字の読み方と、季節や天候の影響の切り分けは、MEOの効果測定|季節や天候の影響を踏まえて、Googleビジネスプロフィールの数字を読む手順で整理しました。この記事の補足は、不動産では繁忙期が特に大きく出る、という点だけです。

よくある質問(FAQ)

Q1. MEOは、不動産会社にも効果がありますか? 不動産会社の主な入口は、物件サイトやポータルです。そこに店舗の地図検索がどこまで加わるかは、会社や地域によって違い、「効く」「効かない」と一般論では言えません。当社は、効果があるかを問う前に、何を効果とみなすかを先に決めることを勧めます。たとえば、プロフィールからの電話、ルート検索、来店や相談の予約です。先に決めておけば、あとから効いたかどうかを見比べられます。繁忙期など季節の影響もあるため、前年の同じ月と比べます。測り方はMEOの効果測定|季節や天候の影響を踏まえて、Googleビジネスプロフィールの数字を読む手順にまとめました。

Q2. 期間限定の現地販売センターは、プロフィールにできますか? Googleの原文には、期間限定の販売拠点に直接触れた記述が見つかりませんでした。判断の手がかりになりそうな記述は2つあります。1つは、掲載できないビジネスのなかで「販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります」とされている点です。もう1つは、住所を掲載する場合は、その住所に名称の掲示を常設する必要がある、という点です。ただし、販売期間が終われば閉じる拠点がこの条件をどう満たすかは、書かれていません。判断がつかないので、登録の前にGoogleのサポートへ確認してください。 期間限定の拠点も、モデル住宅そのものではなく、人が常駐して対応する事務所であることが前提になる、と読むのが自然です。

Q3. バーチャルオフィスやコワーキングスペースの住所で登録できますか? 条件つきです。原文によると、郵送先住所を借りているだけで、その住所では実際にサービスを提供していない場合(バーチャルオフィス)は、プロフィールを使えません。コワーキングスペース内のオフィスは、わかりやすい看板が常に設置され、営業時間中に顧客対応できるスタッフが常駐している場合を除き、登録できません。

Q4. 営業担当者ごとに、プロフィールを作れますか? Googleには「個人専門家」の基準があります。原文は、個人専門家に「医師、歯科医師、弁護士、投資顧問、保険代理人、不動産仲介士など」を含めると書いています。条件は、対外的に専門業務を行う本人であることと、確認された事業所で営業時間内に本人に直接連絡が取れることです。サポートスタッフや、販売員、見込み顧客の発掘代理店は対象外で、1人が専門分野ごとに複数のプロフィールを作ることもできません。日本の宅地建物取引士や営業担当者が、この「不動産仲介士」に当たるかは、ヘルプから判断できません。当社は、基準が厳しいことから、担当者ごとの乱立を勧めていません。

Q5. ポータルサイトと、Googleマップのプロフィールは何が違いますか? ポータルは「物件を探す場所」、Googleマップのプロフィールは「店を探す場所」です。同じ「反響」でも、ポータルの問い合わせ件数と、プロフィールの電話やルート検索の数は、数え方が違います。同じ物差しで並べず、それぞれの数字を別々に見てください。

Q6. 管理している物件の入居者の連絡先は、プロフィールに載せますか? 管理物件ごとにプロフィールは作りません(物件そのものは掲載できないため)。プロフィールの電話番号は、可能な限り拠点に直接つながる番号にします。入居者向けの緊急連絡先が別にある場合は、自社サイトの入居者向けのページで案内すると整理しやすくなります。

8. 登録の前に確かめる5つの問い(当社の整理)

この記事は、特定の不動産会社の運用結果を紹介するものではなく、不動産会社への提案のなかで整理した型です。登録の前に、次の5つを確かめます。Googleがこの5つで決めると書いているわけではなく、原文をもとにした当社の整理です。

  1. そこに、営業時間内に顧客へ対応する人がいるか。 いなければ、プロフィールにしません。
  2. 看板に、その名前が出ているか。 出ていないなら、名前を看板に合わせるか、住所の見直しが必要です。
  3. 電話は、その拠点に直接つながるか。 コールセンターだけの場合は、直通の番号を持てるか確認が要ります。
  4. 物件の情報を、自社サイトのどこに置くか。 店舗ページから、物件へ案内できる形にしておきましょう。
  5. 口コミを頼む場面と、返信の担当が決まっているか。 取引後に頼むこと、返信に契約の中身を書かないことも、先に決めておく項目です。

5つを拠点ごとに確かめたら、着手の順は次のとおりです。

  1. プロフィールを登録し、オーナーを確認する
  2. 名前・カテゴリ・営業時間・説明を整える
  3. 店舗ページから物件へ案内できるようにする
  4. 口コミを頼む場面を決める
  5. 前年の同じ月と比べられるようにする

判断のつかない拠点(期間限定の販売センターなど)は、1の前にGoogleへ確認します。

まとめ

  • Googleがプロフィールとして認めるのは、営業時間内に顧客と直接対応する店舗や営業所です。モデル住宅、空き部屋、販売中や賃貸中の物件は、掲載できないビジネスとされています。
  • 店名に物件名やキャッチコピーを足さず、看板と同じ名前にします。バーチャルオフィスや無人の住所は使えません。
  • 複数店舗では、名前とカテゴリをそろえ、住所・電話・ウェブサイトは拠点ごとに持ちます。賃貸と売買は、基本は1拠点に1つです。
  • 物件の情報は、自社サイトの店舗ページとポータルに置き、プロフィールから案内します。
  • 口コミは、取引や対応を終えた人に頼みます。対価を渡さず、返信に契約の中身を書きません。数字は、前年の同じ月と比べます。

期間限定の現地販売センターのように、原文で確かめられなかった点は、Googleに確認してから登録します。

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参考文献

Google公式(いずれも日本語版。2026年10月24日に確認)

  • Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネスの適格性とオーナー権限に関するガイドライン」(掲載できないビジネス、販売または賃貸業務を行うオフィス) https://support.google.com/business/answer/13763036?hl=ja
  • Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」(名前、住所、バーチャルオフィス、コワーキング、電話とウェブサイト、営業時間、チェーンの名称統一、部門、個人専門家、説明欄) https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja
  • Google ビジネス プロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」(実体験、インセンティブの禁止、リンクとQRコード、返信と個人情報) https://support.google.com/business/answer/7035772?hl=ja
  • Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(関連性・距離・知名度) https://support.google.com/business/answer/7091?hl=ja
  • Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google で店舗を管理する」(オーナーと管理者) https://support.google.com/business/answer/9074403?hl=ja

確認日と注意:上記の日本語版ヘルプには「AI技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります」との注記があります。ヘルプの内容と名称は改定されることがあるため、登録の前に最新の版を確認してください。


自店の店舗や営業所を、Googleマップでどう載せるか整理したい方は、MEOコンサルティングからご相談ください。

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